日本歴史地名大系 「五条町」の解説 五条町ごじようまち 愛知県:名古屋市中区五条町[現在地名]中区丸の内(まるのうち)一丁目碁盤割の北の境をなす京(きよう)町筋の西端にある。西は堀(ほり)川端で、五条橋を渡ると橋詰(はしづめ)町(現西区)へと続く。当町の東は上畠(うわはた)町。木挽(こびき)町筋と御園(みその)町筋との間をさす(町名起因並町家由緒)。清須(きよす)では上畠町西の切(にしのきり)と称し、名古屋移転後も旧号を使う(尾張志)。貞享三年(一六八六)一〇月、町の西方の五条橋にちなみ、五条町と改称(府城志)。名古屋開府前、織田信雄の頃よりの町であったとの異説もある(町名起因並町家由緒)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by