日本歴史地名大系 「五松寺」の解説 五松寺ごしようじ 高知県:幡多郡大正町上山村五松寺[現在地名]大正町田野々田野々(たのの)の街の北、山麓にある。曹洞宗で、山号万亀山、本尊千手観音。「南路志」に収める寺記によれば建久年中(一一九〇―九九)上山(かみやま)郷の領主となった熊野別当湛増父子により菩提寺として創建されたもので、当初は現在地の南、向いの山(森駄場)にあった。その後慶長三年(一五九八)に焼亡し、現在地に移ったという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by