五番丁(読み)ごばんちよう

日本歴史地名大系 「五番丁」の解説

五番丁
ごばんちよう

[現在地名]高松市番町ばんちよう一―三丁目

北は四番丁、南は六番丁、松平頼重入部時までは城下町南西端の武家屋敷(→一番丁。東の亀井かめい町との境に木戸があった。西側は宮脇みやわき村。東西約四五〇間・南北約六〇間。南北両側で三八軒と五ヵ寺(天保一五年城下図)。明暦二年(一六五六)東端に南の七番丁域まで取込んで浄願じようがん寺が再建され、その北側に東から護念ごねん院・寿国じゆこく院・養通ようつう院・称名しようみよう院の四塔頭があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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