五知村(読み)ごちむら

日本歴史地名大系 「五知村」の解説

五知村
ごちむら

[現在地名]磯部町五知

川の最上流の小河谷にあり南は恵利原えりはら村に接し、下五知しもごちと上五知の二集落からなる。東北の五知峠(標高一〇〇メートル)伊雑いぞうノ浦と伊勢湾の分水嶺となっており、交通上の要地である。「内宮子良舘記」長享三年(一四八九)九月の宇治兵乱の条に五智、「志陽略誌」答志とうし郡村里の項に「五智村」とあり、一般には五智が用いられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android