五穀神社(読み)ごこくじんじや

日本歴史地名大系 「五穀神社」の解説

五穀神社
ごこくじんじや

[現在地名]久留米市通外町

通外とおりほか府中ふちゆう口に鎮座。寛延二年(一七四九)久留米藩七代藩主有馬頼五穀豊穣を祈るため印度の農耕神婆珊婆演底主夜神を祀って創建。江戸新知恩しんちおん(現東京都台東区)の礼誉の勧めで、府中にあった真言宗円通えんつう寺を神宮寺として復興した。寛延二年神殿は大庄屋中、拝殿は総郡中により建立された(米府年表)。宝暦四年(一七五四)藩主が参詣し、明和元年(一七六四)二月藩の強制で御繁昌という祭礼が始まった(同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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