五綴(読み)ごてつ

精選版 日本国語大辞典 「五綴」の意味・読み・例文・類語

ご‐てつ【五綴】

  1. 〘 名詞 〙 仏教戒律に基づき、僧侶托鉢(たくはつ)のときに用いる鉄鉢(てっぱつ)がいたんでも、五か所に及ぶまでは補綴(ほてつ)して使い、とりかえることを許されないことをいう。
    1. [初出の実例]「五綴持錫観妙法、六年蘿衣啜蔬湌」(出典性霊集‐三(835頃)奉謝賜綿兼詩詩)
    2. [その他の文献]〔四分律‐九〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む