井上勝純(読み)イノウエ カツズミ

20世紀日本人名事典 「井上勝純」の解説

井上 勝純
イノウエ カツズミ

大正・昭和期の海軍大佐,子爵 貴院議員(勅選)。



生年
明治17(1884)年7月1日

没年
昭和13(1938)年9月15日

出生地
東京

旧姓(旧名)
松浦

学歴〔年〕
海浜(第34期)〔明治39年〕卒,海大卒

経歴
鉄道長官・子爵井上勝養嗣子。明治43年襲爵。大正2年横須賀鎮守府付、7年伊勢分隊長、8年フランス駐在、12年軍令部参謀、13年ドイツ大使館付武官、昭和2年駒橋艦長、3年洲崎艦長、4年矢矧艦長、5年加古艦長を歴任し、6年大佐で予備役となった。8年勅選貴院議員となり研究会に所属。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 旧姓 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上勝純」の解説

井上勝純 いのうえ-かつずみ

1884-1938 大正-昭和時代前期の軍人
明治17年7月1日生まれ。松浦詮(まつら-あきら)の8男。井上勝(まさる)の養子。大正13年ドイツ大使館付海軍武官となる。昭和3年海軍大佐。8年貴族院議員。昭和13年9月15日死去。55歳。東京出身。海軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む