新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「松浦詮」の解説
松浦 詮
マツウラ アキラ
- 肩書
- 貴院議員,平戸藩知事
- 別名
- 字=景武 義卿 通称=朝五郎 源三郎 肥前守 号=乾字 稽詢斎 松浦心月庵
- 生年月日
- 天保11年10月18日(1840年)
- 出生地
- 肥前国松浦郡平戸串崎(佐賀県)
- 経歴
- 安政5年肥前平戸藩主となり、尊王攘夷論者で、藩領の海防に努めた。明治元年戊辰戦争には奥羽征討に従軍。維新後制度寮副総裁、平戸藩知事、御歌会始奉行、明宮祗候、宮内省御用掛などを歴任。貴院議員となり、17年伯爵。文武に通じ、ことに茶道は石州流鎮信派家元で布引茶入など名器を収集。和歌にも長じ、心月庵と号し「蓬園月次歌集」などがある。
- 受賞
- 正二位勲二等
- 没年月日
- 明治41年4月11日
- 家族
- 長男=松浦 厚(貴院議員・伯爵)
出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報