井上究一郎(読み)いのうえ きゅういちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上究一郎」の解説

井上究一郎 いのうえ-きゅういちろう

1909-1999 昭和-平成時代のフランス文学者。
明治42年9月14日生まれ。昭和36年東大教授,45年武蔵大教授。プルースト研究で知られ,平成元年「失われた時を求めて」の個人訳を完成させた。平成11年1月23日死去。89歳。大阪出身。東京帝大卒。本名は九一郎(くいちろう)。著作に「ガリマールの家」「幾夜寝覚」,訳書ルソー告白録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android