井光神社(読み)いかりじんじや

日本歴史地名大系 「井光神社」の解説

井光神社
いかりじんじや

[現在地名]川上村大字井光

井光集落上方の台地鎮座。旧県社。祭神井氷鹿いひか。「日本書紀」神武天皇即位前紀戊午年八月条によると、吉野首の祖、井氷鹿(井光)が井中より出て神武天皇を迎えたとある。「新撰姓氏録」大和国神別にも同様の記述がある。往古は十二社権現とも称し、明治維新まで吉野山桜本さくらもと(現吉野町)より御札を奉納していたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 大和志 ひか

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む