デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井原主計」の解説 井原主計 いばら-かずえ 1816-1867* 幕末の武士。文化13年4月15日生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩家老。嘉永(かえい)6年ペリー来航のとき武蔵(むさし)大森を警備。元治(げんじ)元年横浜で四国艦隊下関砲撃事件の講和を結ぶ。慶応元年幕長戦争の事後処理に藩を代表したが,交渉をまえに広島から無断帰国し,隠居を命じられた。慶応2年12月19日死去。51歳。本姓は吉田。名は師古,師中,親章(ちかあき)。通称ははじめ熊之進。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例