井手河内村(読み)いでがわちむら

日本歴史地名大系 「井手河内村」の解説

井手河内村
いでがわちむら

[現在地名]嬉野町大字下野しもの井手川内いでがわち

下野村の西、塩田川の南山麓にある。正保絵図に村名がみえる。明治三九年(一九〇六)に書かれた「芙容旧話」によれば、高四六七石八斗六升五合とある。この地も藩政時代は山地は佐賀本藩領で、平地の分は蓮池はすのいけ支藩領であった。

この地に東覚山明覚みようかく寺がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android