井村智宗(読み)いむら ちそう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井村智宗」の解説

井村智宗 いむら-ちそう

1858-1916 明治-大正時代の僧。
安政5年生まれ。兵庫県の浄土真宗本願寺派真浄寺住職。日下部(くさかべ)正一が同寺に身をよせたのがきっかけとなり,磯山清兵衛らと知りあい,朝鮮での活動資金調達に協力。明治18年大阪事件に連座して捕らえられたが,無罪放免となる。晩年布教師として朝鮮におもむいた。大正5年9月5日死去。59歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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