井江葭村(読み)いえよしむら

日本歴史地名大系 「井江葭村」の解説

井江葭村
いえよしむら

[現在地名]芦原町井江葭

加越台地の南麓に位置し、国景くにかげ村の東にある。正保越前国絵図によれば、加越台地の南麓沿いに金津かなづ宿(現金津町)三国みくに(現三国町)を結ぶ道が当村のすぐ南を通っており、またこの道から分れて当村の西を通り北方きたがた浦に通じる道があった。貞享二年(一六八五)の「越前地理指南」以前は「家吉村」と記した。鎌倉・室町時代は奈良興福寺領の坪江下つぼえしもまき村に属していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android