井波唯志(読み)いなみ ただし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井波唯志」の解説

井波唯志 いなみ-ただし

1923-2011 昭和-平成時代の漆芸家。
大正12年3月10日生まれ。加賀蒔絵(まきえ)と沈金(ちんきん)の伝統的な技法現代感覚をいかす。昭和42年漆屏風(びょうぶ)で日展特選。平成6年「晴礁」で芸術院賞。7年日展理事,のち参事。15年現代工芸美術家協会顧問。平成23年1月25日死去。87歳。石川県出身。東京美術学校付属文部省工芸技術講習所卒。本名は忠。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む