ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「井筒工法」の意味・わかりやすい解説 井筒工法いづつこうほうsunk well method 主として水中構造物の基礎に用いられる井筒基礎 well foundationを施工する工法。鉄筋コンクリートの筒状枠 (井筒) を地上に据え,その底部を上から掘りながら,重力の作用により井筒を下げていき,所定の深さに達したとき,底にコンクリートを打設して基礎をつくり上げる (→ケーソン基礎工法 ) 。イギリス人によって明治時代に日本に伝えられたとも,江戸時代から日本にあった桶下げ基礎工法の発達したものともいわれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by