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井関知辰 いぜき ともとき

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

井関知辰 いぜき-ともとき

?-? 江戸時代前期の和算家。
大坂の人。島田尚政(なおまさ)にまなぶ。元禄(げんろく)3年(1690)「算法発揮」を刊行。これは行列式を記述した世界最初の書とされるが,師の島田の著作とする説もある。通称は十兵衛

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典内の井関知辰の言及

【行列式】より

… 和算では関孝和が1683年の著書《解伏題之法》で交式斜乗の法と称して扱ったが,三次までは正しく,四次以上は誤っていた。井関知辰は1690年の《算法発揮》で正しく扱った。名称は,二次,三次,四次,五次の行列式がそれぞれ前後平方式,前後立方式,前後三乗方式(四乗ではない),前後四乗方式であった。…

【線形代数学】より

…和算では,関孝和が3次(3行3列)までの行列式は正しく扱ったが,4次以上は誤っていた。それに対し,井関知辰は1690年発行の《算法発揮》で正しく扱った。これが行列式を正しく扱った世界最古の文献であると考えられている。…

※「井関知辰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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