亜鉛華デンプン(読み)あえんかでんぷん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「亜鉛華デンプン」の意味・わかりやすい解説

亜鉛華デンプン
あえんかでんぷん

酸化亜鉛デンプンの等量混合物で、ベビーパウダーに含まれる。酸化亜鉛は酸の中和能と緩和な殺菌消毒作用を有するが、皮膚に散布した場合、滑沢(かったく)性がよくない。一方、デンプンは付着性と滑沢性に優れており、粒子が細かく水分脂肪をよく吸収する。この両者特長を生かしてつくられたのが本剤で、その乾燥性、緩和な殺菌性を利用した散布剤である。これにサリチル酸(2~3%)やタルクを添加して、わきが、あせも、ただれなどに、またウンデシレン酸を加えて白癬(はくせん)症の治療に用いられる。

[幸保文治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む