精選版 日本国語大辞典 「亜麻科」の意味・読み・例文・類語 あま‐か‥クヮ【亜麻科】 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。約一二属二九〇種あり、広く世界に分布。日本には一属二種が生える。主に草本だが少数の低木がある。葉は対生または互生し、腺様の托葉があるものもある。無散花序か二出集散花序をなす花は時として、円錐花序のように見える。両性で放射相称。ふつうは五数性。がくと花冠は五個ずつ。雄ずいは五または一〇個か、時には多数あり、花糸の下部で合着し筒状となる。子房は上位で、三~五室またまれに多室になることがある。種子は各室に一~二個ある。この科には栽培して種子から油を採るものがある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例