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交戦資格 こうせんしかくfacultus bellandi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

交戦資格
こうせんしかく
facultus bellandi

国際法上適法に害敵手段を行使するための資格。正規軍のほか一定の民兵隊義勇隊の構成員にも認められる。交戦資格を有する者が捕えられた場合には捕虜待遇を要求でき,逆に無資格の交戦行為は処罰される。民兵などが交戦資格をもち捕虜の待遇を受けるための要件は,(1) 指揮者に統率されていること,(2) 共通の標識をつけていること (たとえば制服着用) ,(3) 武器は公然と持つこと,(4) 交戦法規を守ること,の4つが必要。群民蜂起ではあとの2つでよいが,占領地のレジスタンスには4条件を要する。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典内の交戦資格の言及

【交戦権】より

…国際法上の用語としては,戦争において害敵手段の行使や傷病者・捕虜・文民の取扱い等に関する交戦国の種々の権利の総称。現実に交戦権を行使するのは交戦資格を有する者で,交戦資格は交戦国の軍隊構成員(正規の軍人が指揮する軍艦や軍用航空機を含む)のほか,一定の条件を備えた民兵隊,義勇隊の構成員に認められてきたが,さらに今日では交戦国の組織的抵抗運動団体や自決権のために闘う民族解放団体の構成員にも認められると解しうる。なお,日本国憲法9条2項は〈国の交戦権はこれを認めない〉と規定している。…

※「交戦資格」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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