大学・大学部局間で結ぶ協定に基づき,2国の大学の学生を,通常半年ないし1年程度の間交換し学ばせる制度。学生にとっての利点は,自国校で授業料を支払い,留学期間と取得単位(一部)を卒業要件に充当しうる,留学先の情報が豊富で適応しやすい等がある。協定大学側には,在学者総数を安定化しつつ学生の多様化を図り,留学先の学生の状況が把握しやすい等のメリットがある。他方,参加学生には,異文化への適応力以上に,外国語を含む十分な学力と勉学意欲が求められる。協定大学側は,質の高いカリキュラムの透明化をはじめ,教学制度上のさまざまな調整等の課題を負う。協定に基づく最大の派遣先,アメリカ合衆国への日本人学生数が,日本へのアメリカ人留学生数に比べ,数倍の輸出超過である一事に照らしても,対等な「交換」留学の困難が伺える(日本学生支援機構資料)。にもかかわらず,グローバル化の中,交換留学は徐々に複数学位課程(joint-degree programs)に移行するであろう。
著者: 立川明
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新