交綏(読み)コウスイ

デジタル大辞泉 「交綏」の意味・読み・例文・類語

こう‐すい〔カウ‐〕【交×綏】

[名](スル)両軍が互いに退くこと。
「遂に両邦―し」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「交綏」の意味・読み・例文・類語

こう‐すいカウ‥【交綏】

  1. 〘 名詞 〙 敵味方がともにつかれて、互いに積極的な行動をとらないこと。両軍ひきさがって膠着状態になること。相引(あいびき)。〔布令字弁(1868‐72)〕
    1. [初出の実例]「姑息之れ事とし遂に両邦交綏(カウスヰ)し、日清仏三国の宣戦和議茫漠として」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉一一)

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普及版 字通 「交綏」の読み・字形・画数・意味

【交綏】こうすい

両軍が撤退する。

字通「交」の項目を見る

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