交通切符(読み)コウツウキップ

デジタル大辞泉「交通切符」の解説

こうつう‐きっぷ〔カウツウ‐〕【交通切符】

道路交通法違反事件の迅速な処理のために設けられた書面交通違反のうち同法の「反則行為」に該当しないより重度の違反行為に対して交付される。三者即日処理方式と呼ばれる略式手続きに必要な書類となる。昭和38年(1963)実施赤切符
[補説]道路交通法の「反則行為」に該当する比較的軽微な交通違反に対しては、交通反則切符青切符)が交付される。

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精選版 日本国語大辞典「交通切符」の解説

こうつう‐きっぷ カウツウ‥【交通切符】

〘名〙 道路交通法違反事件の迅速な処理のために設けられた書面。現場警察官がこの書面に必要事項を記入し交付するもので、即決裁手続き・略式手続きに必要な書類となる。昭和三八年(一九六三)実施。

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世界大百科事典内の交通切符の言及

【交通違反】より

…しかし,これは略式手続よりも手続が面倒なために1962年の約39万人を境にその後はしだいに利用されなくなり,最近では皆無に近い。
[交通切符,交通反則通告制度]
 高度経済成長によって自動車の保有台数が増加し,それに伴って交通違反が激増した。これに対処するため,より簡略な処理方式として作られたのが,1963年のいわゆる〈交通切符〉制度と67年の〈交通反則通告制度〉である。…

【略式手続】より

…現在,刑事事件の処理に占める比重は高く,起訴された人員中,通常手続が年間十数万人であるのに対し,略式手続は200万人を超える。なお,道路交通法違反事件については,捜査書類,略式命令請求書,略式命令等の書式を統合したいわゆる〈交通切符〉と,被告人が検察庁に出頭する〈在庁略式手続〉とを組み合わせて,被告人の出頭から罰金納付までを即日処理する方式が行われている。刑事訴訟【酒巻 匡】。…

※「交通切符」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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