京下奉行(読み)きょうくだりぶぎょう

精選版 日本国語大辞典 「京下奉行」の意味・読み・例文・類語

きょうくだり‐ぶぎょうキャウくだりブギャウ【京下奉行】

  1. 〘 名詞 〙 鎌倉幕府職名。京都関係の訴訟を担当した職か。永仁四年(一二九六大仏宗宣が任命されている。
    1. [初出の実例]「宗宣 従四位下陸奥守〈略〉同十日為寄合衆。同為京下奉行」(出典北条九代記(1333頃)下)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「京下奉行」の意味・わかりやすい解説

京下奉行
きょうくだりぶぎょう

鎌倉幕府の職名。永仁4 (1296) 年大仏宗宣が補任されたのが初めで,職掌は不詳であるが,在京官人が鎌倉に下って訴訟の裁断職務としたらしい。

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