京仏壇(読み)きょうぶつだん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「京仏壇」の解説

京仏壇[仏壇・仏具]
きょうぶつだん

近畿地方京都府の地域ブランド。
京都府で製造された仏壇。江戸時代初期の宗門改によって一般にも普及し、家庭用仏壇の生産が本格化したと考えられている。製造工程は分業で、漆塗箔押などの精巧な技術を特徴とする。京ものと呼ばれる。各宗派の形態を忠実に再現、小型化したものである。1976(昭和51)年2月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定。2006(平成18)年12月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5008009号。地域団体商標の権利者は、京都府仏具協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「京仏壇」の解説

京仏壇

京都府で生産される仏壇。江戸時代初期の宗門改により一般に普及したされる。国の伝統的工芸品に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android