日本歴史地名大系 「京戸山」の解説 京戸山きようどやま 山梨県:東八代郡一宮町京戸山石(いし)の東部にある京戸入会外一字の区域に属し、甲府盆地東縁で御坂(みさか)山地の東端に位置する山塊。東に大洞(おおぼら)山、南に達沢(たつざわ)山、北に岩崎(いわさき)山・茶臼(ちやうす)山、西に蜂城(はちじよう)山・大積寺(たいしやくじ)山などがあり、地内の森林面積は現在約五九二ヘクタールで恩賜県有財産。保護団体は京戸入会恩賜県有財産保護組合である。江戸期は一三ヵ村(石・千米寺・地蔵堂・藤井・南野呂・北野呂・上矢作・下矢作・小城・北都塚・本都塚・中尾・一ノ宮)の入会で、「甲斐国志」に「入会貢米五石七斗六升、山内凡三里許」とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by