京桟留(読み)きょうサントメ

精選版 日本国語大辞典 「京桟留」の意味・読み・例文・類語

きょう‐サントメキャウ‥【京桟留】

  1. 〘 名詞 〙 ( サントメは[ポルトガル語] São Thomé ) 京都で、経(たていと)、緯(よこいと)ともに片糸を用いて、舶来桟留縞に模して織った縞織物。和桟留。京桟(きょうザン)。和桟。
    1. [初出の実例]「天明の末節倹の令一たび出て、〈略〉京さんとめわけんたんなどをもて袴に製し」(出典:随筆・一話一言(1779‐1820頃)二九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android