京都のサワラ(読み)きょうとのさわら

事典 日本の地域ブランド・名産品 「京都のサワラ」の解説

京都のサワラ[水産]
きょうとのさわら

近畿地方京都府の地域ブランド。
主に舞鶴市宮津市京丹後市などで水揚げされている。丹後の海では、秋から冬にかけてさごしと呼ばれる小型のサワラと、体重が2kgを超える大型のサワラがとれる。京都府では、ここ数年サワラの大漁が続いており、2006(平成18)年と2007(平成19)年には漁獲量が日本一となった。その理由としては、日本海の水温がサワラに適したものに変化していること、サワラの生まれ故郷である東シナ海の水温が上昇し、産卵する海域が北に移動したため稚魚が日本海へ来遊しやすくなったことが挙げられる。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android