大漁(読み)タイリョウ

デジタル大辞泉 「大漁」の意味・読み・例文・類語

たい‐りょう〔‐レフ〕【大漁】

漁で獲物の多いこと。豊漁。たいぎょ。⇔不漁
[補説]作品名別項。→大漁
[類語]豊漁

たいりょう【大漁】[書名]

金子みすゞの詩。大正15年(1926)刊行の「日本童謡集」に収録。昭和40年代、児童文学家の矢崎節夫本作を読んで感銘を受け、忘れ去られた詩人であったみすゞ研究開始。今日の再評価のきっかけとなった作品。

たい‐ぎょ【大漁】

たいりょう(大漁)

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精選版 日本国語大辞典 「大漁」の意味・読み・例文・類語

たい‐りょう‥レフ【大漁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「だいりょう」とも ) 漁で、獲物がたくさんとれること。たいぎょ。
    1. [初出の実例]「此辨天の当番にあたりし所は、其年村方は五穀能みのり、浦方は大漁あるよし云伝」(出典:諸国風俗問状答(19C前)淡路国風俗問状答)
    2. 「成程これはお前にしては大漁(タイレフ)だ」(出典:泣き笑ひ(1907)〈国木田独歩〉)

たい‐ぎょ【大漁】

  1. 〘 名詞 〙たいりょう(大漁)

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