人交(読み)ひとまじり

精選版 日本国語大辞典 「人交」の意味・読み・例文・類語

ひと‐まじり【人交】

浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)中「百年千年生きる迚人まじりもならねば、天地の内にはすまれぬ」

ひと‐まじわり ‥まじはり【人交】

〘名〙 他人との交際。世間づきあい。ひとづきあい。ひとまじり。ひとまじろい。
※咄本・百物語(1659)上「をのれが年よりわかき人に、〈略〉ひとましはりをするに」

ひと‐まぜ【人交】

〘名〙 仲間に他の人をまぜ加えること。
太平記(14C後)一「人交(マセ)もせず戦て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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