人交(読み)ひとまじり

精選版 日本国語大辞典 「人交」の意味・読み・例文・類語

ひと‐まじり【人交】

  1. 〘 名詞 〙ひとまじわり(人交)
    1. [初出の実例]「百年千年生きる迚人まじりもならねば、天地の内にはすまれぬ」(出典:浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)中)

ひと‐まじわり‥まじはり【人交】

  1. 〘 名詞 〙 他人との交際。世間づきあい。ひとづきあい。ひとまじり。ひとまじろい。
    1. [初出の実例]「をのれが年よりわかき人に、〈略〉ひとましはりをするに」(出典:咄本・百物語(1659)上)

ひと‐まぜ【人交】

  1. 〘 名詞 〙 仲間に他の人をまぜ加えること。
    1. [初出の実例]「人交(マセ)もせず戦て」(出典太平記(14C後)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android