日本歴史地名大系 「人手観音堂」の解説 人手観音堂ひとでかんのんどう 茨城県:結城市結城城下観音町人手観音堂[現在地名]結城市結城 観音町観音台とよばれる台地に建ち、境内に桜の古木がある。現在は大輪(だいりん)寺の管理になっている。かつては人手町にあったといい、人手山と号した。本尊の観音立像は室町初期の作品といわれる。天正一一年(一五八三)結城晴朝は次の寄進状(大輪寺文書)を発している。<資料は省略されています>文禄五年(一五九六)一月には、結城秀康が結城藩領萱橋村(現栃木県小山市)のうちに五〇石の寺領を与えている(同文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by