人橋新田
ひとばししんでん
[現在地名]紫雲寺町人橋
真野原外新田の北方、次第浜村(現聖籠町)の内部にある。飛地は真野原外新田の北に接し、村地の九割六分を占める。この地方は元来真野原外新田・二ッ山新田・次第浜村の一部であったが、低地で大小の沼が多く存在した。文久元年(一八六一)新発田藩主溝口直溥は新発田組大庄屋小川五兵衛に命じ、新堀川(阿房堀など)を掘って落堀川への排水工事を行い、真野原外新田・次第浜村より分離し人橋・元郷の二新田を創立した(検地は翌二年)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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