紫雲寺町(読み)しうんじまち

日本歴史地名大系 「紫雲寺町」の解説

紫雲寺町
しうんじまち

面積:二五・四四平方キロ

郡西部、新潟平野北部に位置する。北西は日本海に臨み、北東中条なかじよう町、東から南は加治川かじかわ村、西は聖籠せいろう町に接する。町域は日本海沿岸の砂丘地帯と享保期(一七一六―三六)に開発された紫雲寺潟干拓地からなり、干拓地は広大な水田地帯となっている。低湿地にあるため度々水害に見舞われたが、水害防止のため大正二年(一九一三)加治川分水が完成した。昭和四一年(一九六六)、四二年の水害で破堤し大被害を出したため、その後分水路の大改修が行われた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報