人間の由来(読み)にんげんのゆらい(その他表記)The Descent of Man and Selection in Relation to Sex

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「人間の由来」の意味・わかりやすい解説

人間の由来
にんげんのゆらい
The Descent of Man and Selection in Relation to Sex

C.ダーウィン著作。 1871年刊。 59年『種の起原』 Origin of Speciesによって進化論を発表したダーウィンが,T.ハクスリーの『自然界における人間の位置』 (1863) のあとを受けて,人類の進化,性による淘汰などについて書いたもの。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「人間の由来」の解説

人間の由来

河合雅雄による著作。上下巻からなる。1992年刊行。同年、第46回毎日出版文化賞(自然・科学)受賞

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の人間の由来の言及

【ダーウィン結節】より

…サルの類では,耳介の遊離縁にはまきこみがなく,先端がとがっている。C.ダーウィンが,ヒトではこの部分がまきこまれて小さな突起として残ったものと考えて,ヒトの進化の例証として《人間の由来The Descent of Man》中にあげたので,この名がつけられた。【矢野 純】。…

※「人間の由来」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android