仁清(読み)ニンセイ

精選版 日本国語大辞典 「仁清」の意味・読み・例文・類語

にんせい【仁清】

  1. 江戸初期の陶工本名、清右衛門。丹波国野々村(京都府北桑田郡美山町)生まれ。一七世紀後半に活躍。京焼の色絵を大成。仁和寺門前に御室窯を設けて陶磁器を焼いた。特に蒔絵の趣を表わした絵付けに最も特色を示している。また、その制作した焼物をもいう。代表作「藤絵茶壺」「月梅図壺」「雉子香炉」。生没年未詳。

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世界大百科事典(旧版)内の仁清の言及

【野々村仁清】より

…若くして瀬戸,美濃,京都粟田口などで陶法を学び,1647年(正保4)ころ御室(おむろ)仁和寺門前に御室焼をはじめた。明暦年間(1655‐58)には仁和寺の〈仁〉と清右衛門の〈清〉の字を合わせて〈仁清〉と称し,製品に〈仁清〉の銘印を捺(お)した。開窯期の御室窯は唐物や瀬戸写しの茶入,高麗茶碗写しなどを主流に金森宗和好みの斬新な器形,瀟洒な銹絵(さびえ)(鉄絵の一種)や染付,色絵などを施した茶器や懐石道具などを製作した。…

※「仁清」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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