仁義庄(読み)にんぎのしよう

日本歴史地名大系 「仁義庄」の解説

仁義庄
にんぎのしよう

「続風土記」によると、近世、現下津町の東部にある橘本たちばなもと曾根田そねだ百垣内ももがいと大窪おおくぼ引尾ひきおおき笠畑かさばた小松原こまつばらなか小南こみなみ梅田うめだしもの一二村を仁義庄と称した。仁義の地名は古く「日本霊異記」下巻第二九に「紀伊の国海部の郡仁嗜の浜中の村に」とあり、後に浜中はまなか庄とされた地を含む広範な地名として記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android