今だに(読み)いまだに

精選版 日本国語大辞典 「今だに」の意味・読み・例文・類語

いま‐だに【今だに・未だに】

  1. [ 1 ] ( 今 ) 〘 連語 〙 ( 名詞「いま」に助詞「だに」の付いたもの )
    1. せめて今なりと。
      1. [初出の実例]「いまだにまうのぼりたまへ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)
    2. 今でさえ。今でも。今もなお。
      1. [初出の実例]「いまだにかかる御ことども、いかにあらむとすらむ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使)
  2. [ 2 ] ( 未 ) 〘 副詞 〙 ( 副詞いまだ(未)」に同じ。否定の語を伴っても用い、肯定文でも用いる ) 今でも。今もなお。まだ。
    1. [初出の実例]「ゆきかよひ ゆもとりあへず なりにける 舟のわれをし きみしらば あはれいまたに しづめじと〈源順〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)雑下・五七一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む