今岳(読み)いまだけ

日本歴史地名大系 「今岳」の解説

今岳
いまだけ

標高二二一メートルと低い山であるが、頂上が玄武岩の岩頸により突兀たる形状をなしている。山麓に今岳神社があり、伊弉諾・伊弉冉二尊と天忍穂耳尊を祀る。社伝によると、敵を射る意味の「射魔岳」と神号し、神功皇后凱旋の祝詞を納めて祀られたという。その跡を村民が産土神としたが、天正四年(一五七六)伊万里城落城のとき兵火により焼失、その後、今岳神社と称号され、山代・有田・伊万里三郷の鎮守神とされた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む