日本歴史地名大系 「今泉街道」の解説 今泉街道いまいずみかいどう 岩手県:陸前高田市今泉街道一関城下北方山目(やまのめ)宿より東進、磐井(いわい)郡中里(なかざと)・作瀬(さくのせ)・舞草(もうくさ)・相川(あいかわ)(以上現一関市)を経て松川(まつかわ)・長坂(ながさか)(現東磐井郡東山町)、摺沢(するさわ)・大原(おおはら)(現同郡大東町)の四宿駅を通り、笹ノ田(ささのだ)峠(現同上)を越えたのち気仙(けせん)郡に入り矢作(やはぎ)から今泉宿に至る。気仙街道ともいう。道筋は正保国絵図などによれば山目から北上川の舟着場(現一関市)―高卜(たかぼく)峠(現同上)―上(かみ)の橋(現東山町)間は県道一関―大東(だいとう)線とほぼ一致しているものの、そのほかは県道や国道三四三号とはやや異なっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by