今西徳左衛門(読み)いまにし とくざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今西徳左衛門」の解説

今西徳左衛門 いまにし-とくざえもん

1779-1833 江戸時代後期の農民
安永8年生まれ。大和(奈良県)吉野郡の人。吉野川の支流丹生(にう)川の両岸に,柵(さく)(張瀬(はらせ)という)をつくり,洪水時に搬出木材が流失するのをふせぐ。これにより筏(いかだ)にくんで和歌山に木材を確実に運べるようになった。天保(てんぽう)4年5月10日死去。55歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android