今開発村(読み)いまかいほつむら

日本歴史地名大系 「今開発村」の解説

今開発村
いまかいほつむら

[現在地名]大島町今開発

現大島町の東端に位置し、東は小杉三こすぎさんヶ村・小杉新町稲積いなづみ(現小杉町)。村の中央を曲柳まがりやなぎ用水が流れる。正保郷帳に村名がみえ、高八三一石余、田方五三町七反余・畑方一町七反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高八五五石、免四ツ六歩(三箇国高物成帳)。その後享保一七年(一七三二)に七石、寛保二年(一七四二)に六石の手上高があり、一方、元禄八年(一六九五)の検地引高八九石があって、天明六年(一七八六)の草高は七七九石(「高免等書上帳」折橋家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android