仏の正月(読み)ホトケノショウガツ

デジタル大辞泉 「仏の正月」の意味・読み・例文・類語

ほとけ‐の‐しょうがつ〔‐シヤウグワツ〕【仏の正月】

正月の三が日を避けて、仏壇に雑煮を供え、または墓参りをすること。正月16日または18日ごろにする地方が多いが、四国地方では、新仏にいぼとけの正月として12月初めの辰たつ・巳みあるいは巳み・午うまの日に行い、辰巳正月・巳正月・巳午正月などともいう。《季 新年》

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関連語 新仏

精選版 日本国語大辞典 「仏の正月」の意味・読み・例文・類語

ほとけ【仏】 の 正月(しょうがつ)

  1. 四国各地で、年内に死者のあった家で一二月の巳(み)の日に行なう忌明け行事。正月を取り越して新春を迎えようとする。

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世界大百科事典(旧版)内の仏の正月の言及

【女の正月】より

…元日を中心とする大正月が〈男の正月〉〈男の年取り〉とよばれるのに対して,1月15日を中心とする小正月を〈花正月〉や〈仏の正月〉のほか,〈女の正月〉〈女の年取り〉とよぶ所がある。女の正月とよばれる日や期間は地方によって異なる。…

【取越正月】より

…近代以前にしばしば行われたことで,時期的には6月前後が多かった。これと心意を同じくするものは現行の民俗にも多く,例えば,年内に不幸のあった家で12月巳の日などに餅を搗いて墓前で食べるという四国地方の仏の正月(巳正月(みしようがつ),辰巳正月(たつみしようがつ)ともいう)は,亡者と最後の食別れをして旧年を脱し,清らかになって新春を迎えようとするものと思われる。また,厄年の者が2月1日に簡単な正月の設けをして年重ねの儀礼を行うことは各地にあるが,厄のついた旧年から早く逃れようとする心意からきている。…

※「仏の正月」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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