仏十号(読み)ぶつじゅうごう

精選版 日本国語大辞典 「仏十号」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐じゅうごう‥ジフガウ【仏十号】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。仏の一〇種の尊称。仏の徳を一〇の側面から表現した、如来・応供(おうぐ)正遍知明行足(みょうぎょうそく)善逝(ぜんぜい)世間解(せけんげ)・無上士・調御丈夫(じょうごじょうぶ)天人師・仏世尊をいう。如来十号
    1. [初出の実例]「仏十号中に調御丈夫の名有る所以の者、是の為の故なり」(出典:禅海一瀾(1862)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android