仏厳(読み)ぶつごん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「仏厳」の解説

仏厳 ぶつごん

?-? 平安後期-鎌倉時代の僧。
真言宗高野山教尋に師事し,のち大伝法院の学頭となる。九条兼実に近侍して祈祷(きとう)や法談をおこなう。医術にすぐれたという。兼実の日記「玉葉」に嘉応(かおう)2年(1170)以後しばしば名がみえる。法名は聖心(しょうしん)。著作に「十念極楽易往集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android