仏向寺(読み)ぶつこうじ

日本歴史地名大系 「仏向寺」の解説

仏向寺
ぶつこうじ

[現在地名]天童市天童

舞鶴まいづる山の西麓にあり、宝樹山と号し、浄土宗。本尊阿弥陀如来。弘安元年(一二七八)天童城主源頼直が開基となり、諸国遊行中の一向上人を迎え、成生なりゆう庄成生に開いたと伝え、当初は時宗であった。里見氏の菩提寺で、里見氏により天童城下が整えられるとともに現在地に移る。時宗一二派中一向派の天童派本山として多くの末寺をもっていた。近江番場蓮華れんげ(現滋賀県坂田郡米原町)の記録から当寺関係の記事を抜粋した宝樹山称名院仏向寺血脈譜写(西沢文書)には末寺一五ヵ寺が記され、慶長一九年(一六一四)の時宗一向派仏向寺長井中末寺書上(仏性寺文書)には置賜おきたま郡内の末寺一七ヵ寺が書上げられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む