コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

仏図戸 ぶっとこ fó tú hù

1件 の用語解説(仏図戸の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ぶっとこ【仏図戸 fó tú hù】

中国における仏教教団の隷属民。北魏の沙門統曇曜が,476年(承明1)ごろ,孝文帝に奏請して設置したもので,寺院の清掃や寺田の耕作などに従事した。寺戸ともいった。これには重罪犯人や官奴があてられ,仏教の興隆にともなって北魏全土に普及した。曇曜は同時に毎年,粟60石を僧曹(宗教行政をつかさどる役所)に納める僧祇戸(そうぎこ)を置いて,教団の経済基盤をかためた。これがいつ廃止されたかはわからないが,寺戸とよばれる教団の隷属民は後世にも存した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

仏図戸の関連キーワード下人沙門大蔵経名子部民竜門石窟道武帝律蔵今隷宗教専門紙

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone