仏土寺(読み)ぶつとじ

日本歴史地名大系 「仏土寺」の解説

仏土寺
ぶつとじ

[現在地名]上野市東高倉

平野ひらのの小丘陵にあり、平野山金蓮院と号し、明治初年は京都大覚だいかく寺末、現在真言宗豊山派。「三国地志」は「按 古昔大伽藍ニシテ延暦寺ノ古案及古仏像三尊、石鳳塔、多宝塔、今尚存ス」と記す。建長二年(一二五〇)の九条道家惣処分状(九条家文書)に、道家が檀越であった京都東福とうふく寺の末寺中に伊賀国仏土院の名がみえる。また現多気たき郡多気町の珊瑚さんご(旧名山口寺)蔵の銅製鰐口に「伊賀国阿閇郡新居郷仏土寺鐘也 至徳二年十二月七日 大工藤原師光」「弘治三年五月一日 佐奈郷山口寺」と銘刻があり、新居にいのべ郷仏土寺の鐘が弘治三年(一五五七)山口寺蔵になっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む