銘刻(読み)めいこく

精選版 日本国語大辞典 「銘刻」の意味・読み・例文・類語

めい‐こく【銘刻】

〘名〙
① 石や木、金属などに字を彫りつけること。また、その刻んだ文字
江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉一「橋の欄干には〈略〉と銘刻(メイコク)してあった」
② 心に深くきざみこむこと。
銃後(1913)〈桜井忠温〉一五「経験は、彼等に頑強なる耐忍力と絶対服従心とを銘刻(メイコク)せしむる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android