仏祖統紀(読み)ブッソトウキ

デジタル大辞泉 「仏祖統紀」の意味・読み・例文・類語

ぶっそとうき【仏祖統紀】

中国仏教書。54巻。南宋の志磐著。1269年成立。釈迦しゃかに始まり、インド・中国の諸高僧伝記諸宗系譜を、天台宗立場から集大成したもの。統紀

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精選版 日本国語大辞典 「仏祖統紀」の意味・読み・例文・類語

ぶっそとうき【仏祖統紀】

  1. 天台宗の立場から、仏教の伝統を明らかにしたもの。五四巻。南宋の志盤著。一二六九年成立。インド・中国の高僧の伝記や系譜、宋代の仏教の情勢などが記されている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「仏祖統紀」の意味・わかりやすい解説

仏祖統紀
ぶっそとうき
Fo-zu tong-ji

中国,南宋の志磐著。 54巻。天台宗の相承に基づき,釈尊以下インド,中国の高僧の伝記,系統などを記したもの。釈迦本紀,西土二十四祖紀,東土九祖紀を含む本紀8巻,198人の伝記を記した世家2巻,378人の伝記である列伝 12巻,表2巻,山家教典志などの志 30巻から成る。

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