(読み)シ

デジタル大辞泉 「仔」の意味・読み・例文・類語

し【仔】[漢字項目]

人名用漢字] [音]シ(呉)(漢)
〈シ〉小さい。細かい。「仔細
〈こ〉動物の子。「仔羊」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「仔」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 5画

[字音]
[字訓] たえる・こまかに

[説文解字]

[字形] 形声
声符は子(し)。〔説文八上に「克(よ)くするなり」という。〔詩、周頌、敬之〕に「仔」という語があり、責任を負う意とされる。いまは仔細という語に用いる。もと保の義に近い字であろう。

[訓義]
1. よくする、たえる。
2. こまかに、くわしく。
3. 鳥獣の子。

[古辞書の訓]
名義抄〕仔 タフ 〔字鏡集〕仔 ヨシ・タフ

[熟語]
仔鶏仔肩・仔細仔畜仔虫仔猪仔望仔密

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android